目黒通りのランドマーク「CLASKA」のカフェが、素材を味わうフレンチレストランにリニューアル!

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    ディナーコースは7 皿¥6,000、ワインのペアリングコース5 種¥4,000 ほかに、宿泊付きプランもあり。

    多くのインテリアショップが並ぶ目黒通りのランドマークであり、「リノベーション」や「デザインホテル」といったカルチャーの火付け役といえば、Pen読者にはおなじみの「CLASKA」です。デザイン性に優れ、いつ訪れても居心地がよい1階のカフェは、オープン当初から宿泊客やインテリアショップ巡りをする人で賑わってきました。

    その「CLASKA Dining & Cafe “kiokuh”」が、11月18日に大きな変貌を遂げました。その名も「CLASKA Restaurant “kiokuh”」として生まれ変わったのです。もともとホテルの1階にあり、朝食からランチ、ティータイム、ディナーまでどの時間帯でも利用できる頼もしい存在ですが、ランチとディナーの時間帯には独創的な料理が楽しめる「レストラン」となったのです。

    料理のの指揮を執るのは、これまでもkiokuhで腕をふるってきた湯沢秀充シェフ。今年、若き料理人のコンペティション「RED U-35」でシルバーエッグに入選を果たした彼は、フランス・ブルゴーニュで修業を積んだ技術をベースに、食材と向き合い、ときには日本人としての感性を活かして、素材のさまざまな表情を引き出すのが身上です。

    たとえば、スペシャリテの「季節のポトフ」。いまなら“初冬のポトフ”として、根菜類が優しい滋味をたたえています。白子を絡めながらいただくというのが独創的で、まさに冬の美味を凝縮したひと皿です。きっと“春のポトフ”“初夏のポトフ”も、それぞれの季節の楽しみを感じさせてくれるにちがいありません。

    7皿の充実したフルコースをしっかり堪能するのもおススメですが、一方で“軽め”のコースも用意されています。また、楽しみなのがワインのペアリング。今回のリニューアルに合わせてワインのセレクションも一新されており、自然派を中心とするワイン(ときには日本酒も登場します!)とのマリアージュで、季節感あふれる料理の喜びをますます高めてくれそうなのです。

    これまでは、ショッピングの途中で寄るのが楽しみな場所だったCLASKAのカフェ。デザイン好きの外国人が定宿にしていることも多いだけに、ますます日本の食の魅力を伝える発信地となるはず。食事とセットの宿泊プランもリリースされているので、クリスマスや年末年始のお泊りデートというのもおつなものです。(北條芽以)

    見た目にも彩りが美しい季節のポトフ。

    引き続き料理を担うのは湯澤秀充シェフ。

    目黒通り沿いに位置するCLASKA。

    CLASKA Restaurant "kiokuh"

    東京都目黒区中央町1-3-18
    営業時間:7時30分~23時30分 ※17時30分~18時はディナー準備のためクローズ
    TEL:03-3719-8123
    http://www.claska.com/dining_cafe/