“東京”の感性を活かしたレストラン「アトリエ シュシュ」で、“日本人のためのフレンチ”を味わってみませんか?

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    優しく燻製した桜鱒のミキュイ

    四谷三丁目に、フランス料理店「アトリエシュシュ」がオープンしました。新宿通り沿いのビルの地下1階に佇み、どこか懐かしさを感じる温かな空間が広がります。

    店名の“シュシュ”とは、フランスの子どもたちが使う言葉で「お気に入り」という意味。アトリエは、工房。レストランのイメージは、“おもちゃ箱”です。子どもの頃、おもちゃ箱が夢の箱であったように、レストランを訪れる人々にとって”お気に入りのおもちゃ箱”のように愛される店になってほしいと、名づけたそうです。

    シェフを務めるのは、野村裕亮さんです。1998年から3年間にわたって「シェ・松尾」にて、フレンチの基礎を習得。銀座「ボン・シャン」のシェフなどを経て、2013年より恵比寿「パピエドレ」でシェフを務めた腕の持ち主。そしてこのほど満を持して、独立を果たしました。

    野村シェフは、東京生まれ、東京育ち。そして、東京で修行を積んできました。「そんな私が創る、日本人のための日本人によるフランス料理をご提供できればと考えています」と語ります。東京産の江戸野菜や、築地から届く鮮魚、つくばの地鶏など、身近な食材を積極的に多用。ディナーコースは全6品(付き出し、冷菜、スープ、魚料理、肉料理、デザート)5,000円とリーズナブルに提供するのもこちらの魅力。アルコールも、東京産ワインや料理に合う日本酒をラインアップします。食後のコーヒーは、「アトリエシュシュ」専用に焙煎された豆を使用します。

    野村シェフの考える”東京の普段使いのレストラン”。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。(外川ゆい)

    東京アスパラとオマール海老のワンタンスープ

    つくば産鴨のロティとリゾット

    生まれ育った“東京”の魅力をフレンチで表現する野村裕亮シェフ。

    穏やかな時間が流れる店内。壁の深いブルーが印象的。

    L'atelier chouchou


    東京都新宿区四谷3-1 B1F
    TEL:03-5925-8708
    営業:12時~14時30分(14時L.O.)、18時~23時(22時30分L.O.)
    ※コースは21時L.O.
    休:日、祝
    http://latelierchouchou.com/