2月29日、ゴールドウインの直営店である「ゴールドウイン 原宿」がオープンした。「ザ・ノース・フェイス」や「ヘリーハンセン」などの展開でも知られるゴールドウインは近年、社名を冠したブランドの再構築を進めてきた。スキーやアウトドア向けのウエアを手がけてきた経験と技術を活かしつつ、都会的なファッションの空気を取り入れ注目を集めている。
原宿店は、2018年オープンの東京・丸の内、19年のサンフランシスコに続く3店舗目。現在のゴールドウインのウエアは、ブランドのオリジンであるスキーウエアの「スキー」、それを街着に落とし込んだ「ライフスタイル」、機能性を高めてギアとしてのエッセンスを加えた「アウトドア」、ランニングからジムトレーニングまでシーンを選ばず着用できる「アスレチック」といったカテゴリーを展開している。ファッションやカルチャーの街とあって、原宿店にはライフスタイルのアイテムをメインに、本格的なアウトドアやアスレチックに使える機能をもちながら、都市でも馴染む洗練されたウエアが並ぶ。さらにウエアのテイストに合わせてセレクトされたシューズやバッグも扱っているのが特徴だ。
石川直樹とのコラボアイテムは、限定100点の受注生産。
ゴールドウイン 原宿の入口に展示されているのは、ゴールドウインと、写真家の石川直樹氏およびファッションプロジェクト「WEARSSETS(ウェアセッツ)」とのコラボレーションアイテム。このコラボ「K2 IWG」は、デザイナーの阿久津誠治氏とキュレーターであり出版レーベル主宰のサカグチコウヘイ氏によるウェアセッツの“アートピースを着る”というコンセプトに、石川氏とゴールドウインが賛同したことで実現したもの。ダウンジャケットやパンツ、Tシャツなど7アイテムがラインアップされていて、いずれも石川氏がカラコルム山脈の難峰「K2」遠征の中で撮影した写真が用いられている。それぞれ限定100点の完全受注生産で、エディショナルナンバー入り。オーダーはゴールドウイン 原宿、ゴールドウイン 丸の内、ザ・ノース・フェイス+サッポロファクトリー、ウェアセッツ ECサイトの4箇所のみで可能だが、ゴールドウイン 原宿では先行して3月1日から3月11日まで予約を受け付けている。(商品の到着は9月末頃を予定)
最先端テクノロジーを駆使し、快適さや利便を重視した機能性と、シンプルで飽きのこない高いデザイン性を両立させているゴールドウインのウエア。ダウンジャケットやフリースウエアは言うまでもなく、ソフトシェルジャケットなどのアウドドアウエアを日常の街着として使うことがごく当たり前になっている昨今だが、シーンを選ばず、より洗練された着こなしを求めるなら、ゴールドウインのアイテムはうってつけ。あえてブランドロゴが控えめに配されているところも、大人の男性にとっては嬉しいポイントだ。国内外から多くの人々が訪れる、ファッションの街原宿にオープンした直営店。アクセスしやすい立地なので、石川氏の写真を鑑賞がてら、立ち寄ってみてはいかがだろう。
ゴールドウイン 原宿
東京都渋谷区神宮前6-10-12 Citta神宮前 1F
TEL:03-6419-7920
営業時間:11時~20時
※新型コロナウィルス感染症対策として3/4(水)〜3/22(日)は11時~19時の短縮営業
不定休
https://www.goldwin.co.jp/goldwin/feature/harajuku