「コーチ表参道」がリニューアルオープン。絶対に見逃せない5つのポイントを教えます。

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    モダンな建物が並ぶ表参道にあって、ガラスキューブをヘリンボーン状に組み合わせたファサードがひときわ目を引く「コーチ表参道」。4月23日、このコーチのフラッグシップストアがリニューアルオープンしました。リニューアルに際しては、昨秋のニューヨーク・ファッション・ウイークでデビューしたランウェイコレクション「コーチ1941」を大きくフィーチャー。重松象平氏がデザインを手がけた印象的な壁面や内部の階段まわりを活かしつつも、コレクションに合わせて什器を中心にインテリアがアップグレードされています。

    ブランドの創業年を名に冠した「コーチ1941」は、革新的なデザインとコーチならではのクラフトマンシップが共存するコレクション。モダンでありながらもどこか暖かみを感じさせる店内は、2013年秋からエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターを務めるスチュアート・ヴィヴァースが提案する、進化したコーチの世界観を体感できる空間となっています。1階がウィメンズ、2階がメンズフロアとなっていて、「コーチ1941」のバッグ、レディ・トゥ・ウエア、シューズ、アクセサリーのすべてが揃います。

    一つめの注目ポイントは、「コーチ1941」のハイエンドなアイテムが豊富に揃っている点。2階のメンズフロアにも、充実のコレクションが並びます。

    二つめのポイントは、オリジナルの什器。こちらは、アメリカのスケートボードカルチャーにインスパイアされたアイテムにちなみ、スケートパークのセクションをモチーフにしています。

    什器代わりに置かれたウッドの古材。白を基調とした店内にぬくもりをもたらしています。

    パッチワークのレザージャケットなど、ポップなデザインの中にコーチならではの革へのこだわりを感じさせるコレクションのアイテムが揃います。

    三つめのポイントは、店内のインテリア。コーナーに置かれたウェグナーのスリーレッグド・シェルチェアなどのミッドセンチュリー家具も、伝統と革新を融合した新しいコーチの世界観によくマッチしています。

    新たに併設されたクラフトマンシップ・バーのサービスとは?

    店内に入ると、1階のメインエリア中央にある「クラフトマンシップ・バー」に目を引かれます。コーチ新宿、コーチ銀座に次ぐ、都内では3店舗目に導入されたこのコーナーには、モノグラミング専用工機などを配備。レザー・スペシャリストの自社資格を有する専属スタッフが常駐し、購入したバッグのタグなどに好きなアルファベットの刻印を入れられるサービスのほか、コーチ製品の修理やケアなどに対応します。にわか雨に降られて愛用のバッグが濡れてしまったような時でも、ここに寄れば適切なケアを施してくれるというわけです。

    さて、リニューアルオープンと聞けば、限定発売のアイテムが気になる方も多いでしょう。「コーチ表参道」では、リニューアルを記念して「Bespoke Storypatch Saddle」が限定発売されています。コーチのバッグ内部にはレザーへのこだわりと、クラフトマンシップを記したストーリーパッチが付属していますが、限定バッグはこの部分にオリジナルのメッセージを刻印することができます。自分用に、また大切な人へのプレゼントに、世界でひとつだけの特別なバッグを手に入れられるチャンスです。(文:和田達彦 写真:江森康之)

    モノグラミングサービスは、バッグに付属するタグの他、サドルバッグはフラップ部分にも刻印を入れることができます。

    四つめのポイントは、新たに併設されたクラフトマンシップ・バーの存在。マンハッタンの工房を思わせる雰囲気です。

    クラシカルなモノグラミング専用工機。アルファベットを3文字まで自由に組み合わせて刻印可能。

    五つめのポイントは、同店だけの限定商品。写真のサドルバッグは限定30個発売。右下はオリジナルメッセージが入れられるストーリーバッチのサンプル。メンズは全5色で¥145,800、ウィメンズは全12色で¥89,640。

    1階、2階ともに一方の壁一面にニューヨークの高層ビルからの光景があしらわれ、ここでもマンハッタンで創業したコーチのルーツが表現されています。

    コーチ表参道
    東京都港区北青山3-6-1 oak omotesando
    TEL:03-5468-7121
    営業時間:11時~20時
    不定休

    コーチ・カスタマーサービス・ジャパン
    TEL:0120‐556‐750
    www.coach.com