これも一生モノに !? デンマーク発の頑丈なマリンセーターが、コットン素材で新登場。

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    「アンデルセン アンデルセン」の半袖マリンニット。¥23,760

    一口にワークウェアといっても、様々なジャンルがあります。大人の上品な着こなしに欠かせないのが、水兵や漁師の仕事着であるマリンニットです。ボーダーTシャツや、ざっくりと厚手のセーターなどは、いつの時代も愛される永遠のワードローブ。ただし定番とはいえ、その時代における旬のブランドやデザインは存在するものです。ご紹介する「アンデルセン アンデルセン(ANDERSEN-ANDERSEN)」は、まさしくいまの気分に満ちた逸品。ビンテージを蘇らせたような風合いと形が、懐かしくも新鮮に感じられ、大注目されています。

    デンマーク在住のアンデルセン夫妻によるこのブランドは、伝統的なマリンニットの原型を研究し、糸一本まで深く追求して製品にしています。彼らが服づくりのテーマに掲げるのは、「世代を越えて愛される、世界で最高のセーラーセーター」。製品化されたアイテムは、そのテーマに恥じない完成度の高いものばかり。これまでウール素材が中心でしたが、この2017年春夏に、コットン素材を用いたコレクションが発表されました。「納得のいく糸がない」という理由でこれまでほぼコットンを使わなかった彼らが、イタリアのオーガニックコットンと出会ったことで、自信を持って送り出せるコレクションが完成したのです。

    耐久性、涼感、シャリ感のある丈夫な糸で編まれています。上写真の半袖ボーダーTは、前後の区別がない平面的な形で、水兵のユニフォームに着想を得た仕様。水兵が急いで服を着るとき、前後を気にせずパッと頭から被れるようにした形がベースです。変形クルーネックの襟と、外に張り出すように鋭角な肩先が生み出す独特なシルエットは、ダボッと着るルーズシルエットが流行中のいまのファッションスタイルにもフィットします。

    展開される大手のセレクトショップは、「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」、「ジャーナルスタンダード」、「シップス」、「ビームス プラス」など。このニットの輸入代理店が運営する東京・神宮前の「メイデンズショップ」にもありますので、ぜひお手に取り、この味わい深さをお確かめください。(高橋一史)

    クルーネックの長袖ニット。¥30,240

    ポロシャツもまた、ヨットやボート競技でも着られるマリンアイテム。¥29,160

    2016-17年秋冬展示会の様子。ビジュアルは船乗りのイメージ。(展示会撮影:高橋一史)

    ウールニットも、伝統の風合い。

    オレンジのブランドネームがアクセント。

    問い合わせ先/MAIDEN COMPANY
    TEL:03-5410-9777
    www.andersen-andersen.com/