日本で初めてビートルズを撮影したのは誰? 数々のロックスターたちの相貌が蘇ります。

日本で初めてビートルズを撮影したのは誰? 数々のロックスターたちの相貌が蘇ります。

1967年と言えば「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」がリリースされた年。インドの瞑想やサイケデリック音楽に傾倒していた時期でもあり、その面影も感じられますね。

日本人で初めてビートルズを撮影した写真家、長谷部宏さん。そんな長谷部さんの写真展「ROCK STARS WILL ALWAYS LOVE JAPAN~日本を愛したロックスター~」が2016年1月15日より京都のFOILギャラリーで開催されます。

当時洋楽好きのバイブルだった『MUSIC LIFE』に掲載された1967年全盛時のビートルズ、そしてクイーンにキッス、デビッド・ボウイにエアロスミスなどの貴重な写真を200点以上も公開します。どの写真もロックスター来日時や日本を感じさせる写真ばかりで、驚くことに当時の編集者たちは着物を纏い(!)海外に出かけロックスター達に日本をアピールし、来日すれば神社仏閣、名跡、文化などを積極的に紹介していったとのこと。それは初代編集長の「ミュージックライフは、日本オリジナルでないといけない」という編集方針によるものでした。

結果、取材を通しての異文化交流となり、彼らの驚きに満ちた、和やかでフレンドリーな笑顔に結びついていく……。当時の多くのロックスターたちが日本酒を愛し、「また日本に行きたい」と異口同音に語っていたのはそんな『MUSIC LIFE』編集者たちの編集者としての領域を越えた「日本を好きになって欲しい」という想いが形になっていたからなのかも知れません。

そんな洋楽と日本文化が初めてぶつかる場所、当時押しも押されぬ大スターだった彼らに厳しく敷かれた取材規制をかいくぐり、フィルムに収めた貴重な瞬間の目撃者である長谷部さんのトークショーも企画されています。対談相手は80年代の洋楽ブームの中心人物といって過言でない、元MUSIC LIFE編集長の東郷かおる子さん! 当時の面白いエピソードや現場の空気が伝わるトークイベントになること必至です。

是非プレイリストにロックスターたちの音楽を準備して、足を運んでみてはいかがでしょうか。(青木雄介)

日本で初めてビートルズを撮影したのは誰? 数々のロックスターたちの相貌が蘇ります。

クイーンと言えば『MUSIC LIFE』。同誌の強力なプッシュにより、クイーンは本国よりも先に日本でブレイクしました。写真は来日した1975年のもの。日本庭園を作ったフレディ・マーキュリーやブライアン・メイの親日家ぶりも有名。

日本で初めてビートルズを撮影したのは誰? 数々のロックスターたちの相貌が蘇ります。

キッスのなかでも、ポール・スタンレーとジーン・シモンズが親日家中の親日家で有名。1995年の来日では阪神淡路大震災のためにチャリティを行いました。それにしてもホテルの一室に芸者スタイルで向かった当時の編集者の根性は見習うべきです。

「ROCK STARS WILL ALWAYS LOVE JAPAN~日本を愛したロックスター~」

開催期間:2016 年1 月15 日(金)~ 2 月14 日(日)
開館時間:12時~19時(月~土)、12時~18時(日、祝)
休:水
開催場所:FOIL ギャラリー
京都市上京区笹屋町一丁目519 マーブルビルディング 3・4F
TEL: 075-451-6162 FAX: 075-451-6163
入場料:¥300(中学生以下無料)

企画制作:シンコーミュージック・エンタテイメント、FOIL ギャラリー

「オープニング・パーティー」
 2016/1/15(金)18:00 - 20:00

「長谷部宏× 東郷かおる子(元MUSIC LIFE 編集長) 」
2016/1月16日(土)16時~ 18時¥2,000※要予約
「いしいしんじ氏( 他)」
 2016/1月30日(土)16時~18時¥2,000 ※要予約

※開催初日の1月15日に同内容の写真集も発売されます。

www.foiltokyo.com/gallery/galleryindex.html


All photos .AN) Koh Hasebe / Shinko Music Archives