注目の新進陶芸家、吉田直嗣の器が神宮前のGraphpaperに大集合。

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    「水は方円の器に随う」――。中国の古典『論語』の一節に、こんな言葉があるのをご存知でしょうか。四角い器に水を入れれば水も四角い形になり、丸い器に水を入れれば水も円形になる。転じて、人も環境や付き合う人物いかんで良くも悪くもなるという意味です。これって、“器”の本質を突いていると思いませんか? いい器は、そこに注がれた水や盛り付けられた食事を、いっそう魅力的にしてくれるのです。

    前置きが長くなりましたが、そんな“いい器”をつくる陶芸家、吉田直嗣さんの作品が集まる展示会が開催されます。吉田直嗣さんは、東京造形大学卒業後、陶芸家の黒田泰蔵氏に師事し、2003年には富士山のふもとに築窯。シンプルでありながら力強さも併せもつ器を発表し続け、国内外で高い注目を集めています。吉田さんのホームページでもそれらの作品を垣間見ることはできますが、真の魅力はやはり実物を手にしてこそ。この機会に、あなたの毎日を彩る素敵な器を探しに行きませんか?(Pen編集部)

    【吉田直嗣展】

    7月4日(土)~19日(日) ※月曜定休
    Graphpaper
    東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション1A/2D
    TEL:03-6418-9402
    営業時間:12時~20時
    http://graphpaper-tokyo.com