恵比寿の新ギャラリーが開催する、第一回展覧会「期待と回想」。

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    展覧会『期待と回想』のイメージビジュアル。

    この8月にオープンしたばかりの恵比寿の新ギャラリー「Fm(エフマイナー)」が第一回目の展覧会『期待と回想』を開催します。タイトルの『期待と回想』は、哲学者、鶴見俊輔の著書タイトルを引用したもので、「現在まで制作されてきたマスターピースを、回想の次元にとじこめず、期待の次元で捉えなおす」をテーマに、4名の瑞々しい感性のアーティストたちの作品を集結させています。
    テレビやアニメからの無意識な影響を抽出して映像や平面作品を制作する水野健一郎、直線を用いてモチーフをディフォルメし、繊細に着彩したグラフィカルかつデジタルテイストな作品が魅力の菅弘志、映像、グラフィック、音楽など複数のメディアで活動を続ける浮舌大輔、1980~90年代前半にかけてのデジタルグラフィックを思い起こさせるモチーフを取り入れた伊波英里らが参加。
    蔦のからまる恵比寿のアパートの中で繰り広げられるモダンなアートの展示は、『期待と回想』のテーマを体現するかのように、このギャラリーの今後の展開をも予感させます。(Pen編集部)

    菅弘志の作品。
    <font size="1">(c)Hiroshi Kan</font>

    水野健一郎の作品。
    <font size="1">(c)Kenichiro Mizuno</font>

    『期待と回想』 Prospect and Reflection
    9月6日~9月23日

    Fm
    東京都渋谷区恵比寿南1-14-12 ルソレイユ3 303
    TEL:070-6969-1412
    開館時間:11時~20時
    休廊日:水
    入場料:無料
    galleryfm.com