アーティストのエドツワキさんが、代々木上原にある「ファイヤーキングカフェ」でユニークな作品を展示中です。「Panspermia（パンスペルミア）」と題したこの展示では、今年の1月から2月にかけて東京都現代美術館内にあるコントンレストランにおいて滞在製作された（詳細はコチラを参照）キャンバス作品11点を中心に構成されています。

展示タイトルは、パンスペルミア説（地球の生命の起源は、ほかの天体で発生した微生物の芽胞が地球に到達したものであるという説）によるもの。作品に描かれるのはさまざまな女性の肖像で、時にプリミティブな姿で、時に近未来の姿で現れる女たちは、ほかの惑星から飛来したかのように、白いキャンバスに定着しています。各作品のタイトルは、今年1月に他界したデヴィッド・ボウイの楽曲から名付けられ、捧げられています。エドツワキさんが、「自分の40代の最後の展示になるかも」と話す同展。コーヒーや甘いものでも食べながら、地球に落ちてきた女たちの姿を眺めにいくのもよいのでは。（Pen編集部）