インスタグラムをはじめ、スマホで写真を楽しむことが当たり前の昨今、写真というメディアはすっかり人々の生活の一部に。そんななか、より写真を”アートとして”楽しめるイベントが開催されます。『ART PHOTO TOKYO -edition zero-』と題し、世界トップクラスの写真・映像が東京へ集まりました。

21のギャラリーが出展、そして参加アーティストは、弊誌でもおなじみの操上和美さんをはじめ、蜷川実花さん、瀧本幹也さん、小浪次郎さんなど、約40名のそうそうたるフォトグラファーが集います。これまでのフォトフェアでは、ギャラリーが扱うファインアートのみを作品としてきたのに対し、今回のフォトフェアではファッションやコマーシャルの作品も同じステージとして展示されるという画期的な試み。日本独自の、アジアのクリエイティブのハブとなるアートフェアの実現を目指しているのです。

アートとは接点がなかった人や、子どもたちにも楽しんでもらえるよう、スマホを使ったワークショップなども展開し、音楽イベントやクリエイティブ・フォーラムも開催されます。また、叢や猿田彦珈琲の出展も。さまざまな楽しみ方が可能なこのイベント。改めて、写真をアートとして見つめ直すこの機会に、ぜひお出かけください。（Pen編集部）