No.414

ミュージアム最新案内!!

いま行くべき美の殿堂
ミュージアム最新案内!!

2016年 10月01日号 No.414 ¥602(税抜)

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デジタル版

いま、世界中でミュージアムが進化中だ。
SNS時代における「唯一無二の体験」を目指し、
空間はもちろん、収蔵品や展示手法などが、
キュレーターや建築家の手によって、
個性豊かなアップデートを続けている。
またこの秋必見の、展覧会・芸術祭も紹介。
次に行くべきミュージアムを見つけよう!

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  • 今回の特集はここ数年で完成した新しいミュージアムを紹介します。展示そのものがインタラクティブになり、濃密な空間体験がこれまで以上に求められる時代、建築家やキュレーターたちはどのような美術館・博物館を考えているのでしょうか。まもなく開館の注目作から、建築家による創造性豊かな提案、ユニークなコレクションをもつミュージアムや新館や増築などで拡張する名美術館まで。国内外のいま行くべきミュージアムとともに、この秋必見の展覧会・芸術祭を紹介します。
  • ミュージアム特集の巻頭は、オープンを目前に控えた2つの博物館から。10月1日に開館するエストニア国立博物館と9月24日にワシントンDCに開館する国立アフリカン・アメリカン歴史文化博物館です。いずれもその地の人々の生活文化や歴史に焦点を当てており、特に建築からは、その内容にふさわしい独創的なカタチとデザインを目指したことがわかります。このページは朝日に照らされたエストニア国立博物館です。設計したドレル・ゴットメ・田根/アーキテクツ(DGT.)のひとり、田根剛さんに現地で取材しました。
  • ガラス張りで正面のない円形の「金沢21世紀美術館」は、美術館はかくあるべきという概念を打ち壊し、世界の建築家はもちろんアート界にも衝撃を与えた名建築です。そして、現在も来場者は伸び続け、人々に愛される美術館でもあります。設計は日本を代表する建築ユニット、SANAA。金沢以降も、ルーヴル美術館の別館であるルーヴル・ランスなど、美術館のあり方を変えていく彼らにその考え方をインタビューしました。アートとの時間を特別なものへと変えていく、その魅力の源泉を探ります。
  • 進化するミュージアムに、建築家はどのような回答を見せたのでしょうか。アメリカの豊かな現代アートを発信しつづけるニューヨークのホイットニー美術館が、ハイラインの南端に4度目の移転を果たしたのは昨年5月のこと。マルセル・ブロイヤーによる名建築は、レンゾ・ピアノによる新たな空間へと生まれ変わりました。アートの発信はもちろん、ここはニューヨーカーが集う新しい広場のような様相を呈しています。ピアノの狙い、そしてホイットニー美術館のこれからについて紹介します。
  • ここからは現代アートや家具など、コレクションごとにミュージアムがどのように見せているのかに迫ります。西海岸の新たなランドマークとして活況を見せるミュージアムが、ザ・ブロード。オーナーは世界屈指の現代美術コレクターの篤志家夫妻で、その膨大なコレクションを貯蔵し、一般に公開するのが同館の目的といいます。この不思議なベールも、その目的のためにデザインされたもの。インターネットやSNSを駆使し、来場者とコミュニケーションを図る同館の試みに迫りました。
  • これからの季節に見逃せない展覧会を、アートライターの青野尚子さんが厳選。中でも注目は、国立西洋美術館で10/15~来年1/15に開催される『クラーナハ 500年後の誘惑』と、東京国立近代美術館で11/13まで開催中の『トーマス・ルフ展』。かたやルネサンス、かたや現代の作家ですが、それぞれ「肖像」を主題にした、インパクトある作品が目玉です。日本美術や海外5都市の展覧会、さらには芸術祭も取り上げているので、気になったものはぜひ足を運んでみてください。

目次

いま行くべき美の殿堂

ミュージアム最新案内!!


まもなく開館する、注目すべき2つの博物館。
エストニア国立博物館 │ エストニア │ 設計  ドレル・ゴットメ・田根/アーキテクツ(DGT.)
国立アフリカン・アメリカン歴史文化博物館 │ アメリカ │ 設計  デヴィッド・アジャイ

SANAAの「場所」が生む、唯一無二のアート体験。

街と文化に新しい風を呼ぶ、建築家の創造力。
ホイットニー美術館 │ アメリカ │ 設計  レンゾ・ピアノ
大分県立美術館 │ 日本 │ 設計  坂 茂
フォンダシオンルイ・ヴィトン │ フランス │ 設計  フランク・ゲーリー
多治見市モザイクタイルミュージアム │ 日本 │ 設計  藤森照信

国立西洋美術館は、なぜ世界遺産になったのか。

空間と共鳴する、個性派コレクションを堪能!
現代アート │ ザ・ブロード │ アメリカ │
現代アート │ プラダ財団 -ミラノ │ イタリア │
現代アート │ S-HOUSEミュージアム │ 日本 │
デザイン │ ヴィトラショウデポ │ ドイツ │
デザイン │ クラーグシュトゥール・ムゼウム │ ドイツ │
アジア・アート │ ナショナル・ギャラリー・シンガポール │ シンガポール │
禅 │ 神勝寺 禅と庭のミュージアム │ 日本 │

新館・分館・増築で、進化するミュージアム
ケベック国立美術館 │ カナダ │
テート・モダンスイッチ・ハウス │ イギリス │
サンフランシスコ近代美術館 │ アメリカ │
メット・ブロイヤー │ アメリカ │

これは必見! 今秋以降の展覧会と芸術祭。


のポートレイト #133 ――並木浩一
HUBLOT  ウブロ
漆黒に浮かぶスカルを配した、日本限定モデル

Color Contrast HERMES
色で織りなす、エルメスの煌めき。

Update the Balance BOTTEGA VENETA
ボッテガ・ヴェネタ、正統と遊びの交錯。

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