No.408

人気クリエイター100人の愛用品。

最新号
人気クリエイター100人の愛用品。

2016年 07月01日号 No.408 ¥630(税抜)

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デジタル版

硬いジーンズの生地をなめらかにカッティングする
日本の職人技が詰まった裁ちバサミ、
京都の繊細な手仕事でつくられた焼き網、
人気のビストロ店主が店でも自宅でも愛用する味のある器……。
仕事で、プライベートで愛用する自慢のアイテムを、
いま話題のクリエイター100人に公開してもらった。
日々彼らのクリエイティビティを刺激するそれらの愛用品は、
どれもユニークで男心をくすぐるものばかりだ。

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  • 今回の特集では、各界で活躍するクリエイターたち100人に、愛用品を紹介してもらいました。街のテーラーが愛するビスポークのシューズや人気ブランドのデザイナーが使う財布などのファッションアイテム。人気料理人が店でも自宅でも使う味のある器、インテリアデザイナーがいま夢中になっている最新の3Dプリンターなど、個性あふれる多彩なアイテムが登場します。巻頭を飾るのは、ドイツの人気ファッションデザイナー、フランク・リーダーさん。お酒好きの彼が愛用する道具を紹介してもらいました。
  • ミナ ペルホネンのデザイナー、皆川明さんが紹介してくれたのは4つのアイテム。「完成にたどり着くまでの時間が感じられる品が好きです」と皆川さんが語るように、どれもていねいな仕事や形の美しさが感じられるモノでした。光原社の茶筒の、上蓋を被せるとスッと下に落ちていく精巧なつくり(はまるではなく、落ちていくというのがぴったりでした)。H・ロセッリの手斧の、絶妙な重さや手に吸い付くような柄の形状……。取材時に実際に触れることで、本物がもつ揺るぎない存在感をより一層感じることができました。
  • クリエイティブ・ディレクターの青木昭夫さんが挙げてくれたのは、トム ブラウンの眼鏡。本当にさりげないトリコロール使いがお洒落な雰囲気をかもし出していました。料理人のエウジェニオ・ボエールさんは自慢の髭を手に入れる道具。モノを選ぶ時に香りも重視するという彼は、五感を刺激するモノの一例として、モーガンズの道具を愛用しています。同じく料理人の渡辺康啓さんはエルメスのバスコレクション。一日の終わりに、オンとオフを切り替えてくれるスイッチのような存在だと、愛用の理由を語ってくれました。
  • 動物や植物をモチーフにした大胆な絵柄の作品で知られる鹿児島睦さんの器。食卓を楽しくするアクセントになると、建築家の大野力さんは気に入っています。アレッシィのケトルの遊び心ある造形に惹かれているのは、プロダクトデザイナーのダヴィッド・グレットリさん。よく似たテイストのマグカップも披露してくれました。新進家具ブランドのファウンダーは、機能美が光るロケットのエスプレッソマシンにぞっこん。自宅とオフィスに同じものを設置するという気に入りよう!
  • クリエイターの愛用品としてよく挙げられるのがカメラ。今回も何人かが自慢の愛機を紹介してくれました。では、プロのフォトグラファーたちは、仕事以外ではどんなカメラを使っているのか。弊誌をはじめさまざまな媒体で活躍する人気をフォトグラファーたちに、セカンドカメラを紹介してもらいました。すると、誰ひとりデジタルカメラを挙げる人はおらず、中古のフィルムカメラを各々のスタイルで楽しんでいました。誰もが手軽に写真が撮れるデジタルの時代ですが、フィルムにこだわる彼らの写真への愛が伝わってきます。
  • 今号では、毎年恒例ミラノサローネのレポートもお届けします。老舗のメゾンやメーカー、ベテランデザイナーが実力を見せつけたのはもちろん、フレッシュな若手のクリエイションにも心躍らされました。冒頭は圧巻のインスタレーションが話題だったナイキと、さらにレベルアップしたモノづくりが光るエルメスから。その他、コンスタンチン・グルチッチ、パトリシア・ウルキオラ、ジャスパー・モリソンらトップデザイナーの最新作から話題をさらった日本人デザイナーまで、最新のデザインが誌面を彩っています!

目次

人気クリエイター100 人の愛用品。


001 アンティークのウイスキーカラフェ
フランク・リーダー  ファッションデザイナー
美酒を彩る、ガラス細工の輝き。

002 H・ロセッリの手斧、光原社の茶筒ほか
皆川 明 「ミナぺルホネン」デザイナー
完成までの時間がにじむ道具たち。

003 フォスターアンドサンのビスポークシューズほか
根本 修 テーラー
テーラーが惚れた、フォーマルな名品。

005 ナイキの「エアマックス」
高橋智隆 ロボットクリエイター
気に入ったものは、ひたすら使い続ける。 

012 バレンシアガのトートバッグほか
別所哲也 俳優/ラジオパーソナリティ
主張しすぎない、絶妙なデザイン

015 ジル・サンダーのトートバッグ、カルティエの「トーチュ」ほか
佐藤オオキ デザイナー
繰り返す日常を支える、暮らしの友。

016 リモワのスーツケース
パラダイス山元 ミュージシャン
銀色のトランクはサンタの必需品。

021 モスコットのサングラスほか
黒木理也 「メゾンキツネ」クリエイティブディレクター
しっくりくる、仲間からのもらいもの。

シェフの料理と器、その密な関係性。
054 紺野 真 オルガン 西荻窪
055 橋本宏一 セララバアド 代々木上原
056 福嶌博志 ヒロヤ 外苑前

070 コンスタンチン・グルチッチのバースツールほか
マーク・ブラウン  プロダクトデザイナー
“手で考えた”、長く使えるデザイン

080 フォノンのヘッドフォン
真鍋大度 メディアアーティスト/プログラマー
創作意欲を刺激する、新たな音との出合い。

085 ヴィンテージのライカM2
シンウェイ・エグザヴィエル 映像監督/写真家
冒険も日常も捉える、美しきライカ

人気写真家3人がこよなく愛する、セカンドカメラ
089 平野太呂/090 三部正博/091 小浪次郎


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