No.356

世界でいちばん住みたい家。

自分らしい暮らしを手に入れた 20組の実例集 
世界でいちばん住みたい家。

2014年 04月01日号 No.356 ¥619(税抜)

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デジタル版

この世界には、人の数だけ家の姿があります。
ひとりで暮らすこだわりの家、家族で集うだんらんの家……
どれひとつとして、そこに同じ風景はありません。
今回のPenは、暮らしの姿が濃密にあふれた家を紹介。
祖父と父が建てた納屋を再生させた温もりの家、
1万冊の本を収めた書斎、愛する雑貨や家具に囲まれる家、
いずれも世界にひとつの個性的な家です。
「世界でいちばん住みたい家」を叶えた20組を通じて、
自分らしく暮らすヒントをぜひ見つけ出してください!

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  • 3月15日(土)発売のPen最新号は、恒例の住宅特集。今回は「自分らしい暮らしを手に入れた20組の実例集 世界でいちばん住みたい家。」と題して、暮らし上手の20組の住まいを取材・撮影してきました。自分では気づかなくとも、外から見ると家のなかはその人らしさに満ちています。そんな“らしさ”に迫りながら、どうやって家という夢をかなえたのかを取材しています。本を読む場所にこだわった家、友人たちを招く食の場が中心の住まい そして外にいることが多くので家は大きな寝室!と割り切った家など。多種多様な暮らしのなか、どんな事例が集まったのか、ここで“チラ見せ”しちゃいます!
  • 家を建てるときに相談するべきは建築家? それも答えのひとつですが、こんな暮らしをしたい!という軸があれば、職人さんに直接相談するという可能性もあります。祖父・父が建てた納屋を大胆に生まれ変わらせたK邸は、デザインにも精通する地元の材木店とともに生まれた事例。その道のエキスパートゆえ、Kさんが思い描く暮らしを実現していってくれたそうです。現代の山小屋を飾るインダストリアルな家具・雑貨、そして植物の数々にも注目。山小屋の暮らしというと「北の国から」を思ってしまいそうですが、ここにあるのは「いま」の感覚に満ちた暮らしです。
  • 対して、まさにその道のプロ・建築家とともにつくり上げたA邸は、本と暮らすAさん一家のためにしつらえられた本好きには理想の住処になっています。男性なら一度は夢見たことがある書斎も、この家では図書室として家族みなの書斎になりました。キッチンカウンターの片隅、廊下や寝室の入り口、家のなかの至るところに本棚があり、その時々によって本が入れ替わり、家族それぞれの趣味で中身も違う。食にまつわるエッセイもあればミステリーが並ぶ棚も。ランドスケープデザイナーであるAさんの自然の力をつかった庭と無数の本。こんな家に暮らしたい…思わずため息がこぼれる家です。
  • そして最近の住宅特集で力をいれているポイントのひとつが、室内に並ぶ家具・雑貨のすがた。ここ小塚低は京都の聖護院の古い京町家を改装した住宅で、かつ手仕事の道具屋を営みます。もう十年以上前にこれからはSOHO!なんて時代もありましたが、ここ京都では職住一致が脈々と受け継がれる土地。それゆえ小塚さんたちの暮らしは仕事と暮らし、すべてが心地よくつながっていきます。いまの作家たちの道具を扱い、そして古道具を修繕しながら使い続ける。家・道具・暮らし・仕事、すべてがつながる住まいの姿には、学ぶところも多いのではないでしょうか。
  • 現代の目利きとして、小誌特集にもご登場いただく猿山修さん。その住まいにも注目です。1938年にドイツ帰りの先代オーナーが建てた集合住宅の一室に暮らす猿山さん。ここが都内?と思わず言葉を失う美しい佇まいの洋館を、古道具屋を営む猿山さんは道具のようにいつくしみながら使っています。厳選されたものに囲まれた暮らしはストイックに思えますが、「僕にとってはこれが自然体で、みなにそう言われるんですが、こう見えて暮らしやすいし楽しいんですよ」といいます。自分らしい暮らしは、実に心地よいもの。デザイナーとしても活躍する道具の名手は、暮らしそのものも巧みにデザインしています。
  • ページを見てもっとも言葉を失うのは、この松原邸ではないでしょうか。1万冊にも及ぶ蔵書をおさめた書庫・書斎は、自宅近くに建てられた別宅でもあります。らせん状の階段、その壁面におさめられた無数の本。それらはすべて松原さんの情報を立体化した形でもあります。かと思えば、家の中心に鎮座するのは仏壇。知のデータベースである一方、松原さんにとっては家族の歴史をもおさめた家でもあります。この特別な家、どうやって生まれたのかはぜひ誌面でご確認ください。松原邸に限らず、今回の20の家は20の家族の物語でもあります。世界にたったひとつの自分だけの家、どのように叶えていったのかをぜひご覧ください!

目次

世界でいちばん住みたい家。

K邸│香川県高松市 │素のままの木を感じる、シンプルな「山小屋」。
松本邸│東京都渋谷区│表情を変えていく、スキップフロアの醍醐味。
A邸│千葉県我孫子市│本棚が家族をつなげる、小屋のような家。
小塚邸│京都府京都市│「職住一致」を叶え、手仕事の雑貨と生きる。
濱中邸│山口県萩市 │似て非なるスタイル、陶芸家親子の居宅。
宮嵜邸│長野県松本市│住み手の可能性を引き出した、白い巣箱。
福井邸│東京都渋谷区│簡潔な部屋だから、自分の趣味が主役に。
外山・井上邸 │東京都渋谷区│蒐集品を大らかに収める、モルタルの空間。
A邸│奈良県奈良市 │東大寺の前で過ごす、光があふれる生活。
K邸│京都府京都市│巣ごもり暮らしを実現する、現代の京町家。
永松邸│京都府京都市│自由に変化を続ける、アートのある暮らし。
猿山邸│東京都豊島区│築76年の洋館を、道具さながら使い込む。
吉野邸│大阪府茨木市│家族をつなぐのは、ユニークな“丘”の存在。
五十嵐・渡辺邸 │東京都渋谷区│最低限のものだけで、ゆったりと時を紡ぐ。
松原邸│東京都杉並区│円形の書庫で過ごす、静寂で濃密な時間。
榎本邸│東京都武蔵野市│食と職を共有する、こだわりのアトリエ
志賀邸│東京都世田谷区│広いワンルームに潜む、「仮住まい」感覚。
久保田邸│東京都江東区│心地よい無の存在、白いオブジェと暮らす。
長谷川邸│東京都世田谷区│可変式の本棚と、回廊のある住まいは楽しい。
山口邸│東京都渋谷区│DIYでアレンジ、友と集い楽しむ屋上空間。

Texture in gentle light HERMES

光に揺れる、エルメスの時間。

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ジョルジオアルマーニ、その静かなる存在感。

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