No.350

男のカルティエ


男のカルティエ

2013年 12月15日号 No.350 ¥600(税抜)

オンラインで購入

デジタル版

女性にとってはジュエラーとして、永遠の憧れであるカルティエ。
赤い小箱を見るだけで気持ちが盛り上がるという人も多いだろう。
でもそれは男にとっても同じこと。サントスやタンクなど、
伝説的な腕時計を輩出する、革新的なウォッチメーカーでもあるからだ。
その歴史をひも解けば、世界各国の王室や俳優たちに愛されてきた逸話、
ジュエリーや時計という枠を越え、アートピースのような名品がずらり。
そう、カルティエは究極のデザインカンパニーでもあるのだ。
いままで見たことのないカルティエの魅力―これは男にこそ刺さる。

ページを見る

  • 12/2発売のPen最新号は「男のカルティエ」特集です。カルティエを知らない人はいないでしょうし、タンク大好き!という男性も多いと思いますが、一方でジュエリー=女子のもの、という認識をもっている方もいるのでは……。そんな考えはいますぐ捨ててください!確かにカルティエはパリを代表するジュエリーブランドですが、一方で革新的なウォッチメーカーでもあるのです。そう、カルティエこそ究極のデザインカンパニー。本特集では、男に刺さるカルティエを徹底的に紹介していきます(もちろん女性も楽しめる内容です)。
  • カルティエの栄光がスタートしたのは1847年。まだ20代だったルイ=フランソワ・カルティエが師匠のアトリエを譲り受け、パリ、モントルグイユ通りで創業したのがすべてのはじまりだった……。その後、売上げは飛躍的に伸び、創業者ルイ=フランソワの時代から、顧客には皇族や貴族らが名を連ねることになります。息子のアルフレッド、そのまた息子のルイら3兄弟の時代を迎え、カルティエはパリだけでなくニューヨーク、ロンドンにも支店をもつほどに拡大。そんな栄光の歴史を年表とともにひも解きます。
  • パリ・ヴァンドーム広場にほど近いラ・ペ通りにカルティエの本店はあります。カルティエと縁の深い王家の11の紋章が左右に並ぶ外観も壮観ですが、店内に足を踏み入れればその壮麗さに目を見張ることでしょう。吹き抜けが印象的なグラン・サロンの正面には、大階段が。その先には、21世紀のカルティエ本店を望むかのように、3代めルイ・カルティエの肖像画が掲げられています。ルイが執務していた部屋で現在は顧客サロンになっているところや、本邦初公開のアーカイブ資料保存室も紹介します。
  • カルティエの腕時計は、いまや男女を問わず大人気です。なかでもいちばん気になるのが「タンク」なのでは? 同モデルが生まれたきっかけは、1916年の第一次世界大戦下。発想の源はなんと、大戦に登場した新兵器の戦車=タンクだったのです。エレガントなタンクの原型が戦車とは……。そもそも「腕」時計を開発したのもカルティエ(それまでは懐中時計だった)。いまも昔も、カルティエが革新的なウォッチメーカーであるゆえんはここにあります。現在では、腕時計のムーブメントを自社で一貫生産する「マニュファクチュール」。機械式・超複雑時計の傑作もあますところなくお見せします。
  • カルティエの歴史を語る上で欠かせないのが、過去に製作され・世に出された後にオークションなどで蒐集された逸品たち。そんな気になるピースが「カルティエ コレクション」です。ゴールド製のアポロ月面着陸船、エルトン・ジョンに贈ったワールドツアー・ブローチ、チャーチルが息子のために製作を依頼したシガレットケースなどなど。見たこともない、超レアなピースがごっそり。ゴールドや宝石でこんなものをつくろうと考えること自体すごいですが、それを大真面目に実現してしまうカルティエはさらにすごい。センスにも技術にも、そしてその遊び心にも敬服です。
  • カルティエの多彩な活動のひとつに現代アートがあります。カルティエ現代美術財団(建築はジャン・ヌーヴェル)はたんに現代アートを発表する美術館ではなく、アーティストと対話しともにアートを生み出す機会と場所を提供しています。北野武さんの個展は日本にも巡回したのでご覧になった方も多いのではないでしょうか。来年には創立30周年を迎えるとのことで、大がかりな展覧会を企画中。本誌ではおさらいとして、過去に開かれた北野武さん、デヴィッド・リンチ、マーク・ニューソンなどの目玉企画展をふり返りました。

目次

栄光に彩られた、メゾンの歴史をひも解く。

ラ・ペ通り 13番、伝説が生まれたアドレス

キーパーソンが語る、カルティエの真髄とは。

腕時計の美を極める、「タンク」誕生物語。

徹底比較!タンクアングレーズ LM ×タンク MC
自社製キャリバーでも、微妙に違う個性に注目!

どれも魅力的な、「タンク」の仲間たち。

多彩に展開する、腕時計のメンズコレクション

マニュファクチュールの、複雑機構への挑戦。

たぐいまれな美学に惚れた、腕時計の愛用者。
*吉岡徳仁(デザイナー/アーティスト)
*脇屋友詞(Wakiya代表取締役)
*柴田 充 (時計ジャーナリスト) 
*近藤正一(写真家)
*久住有生(左官職人)
*ニコラ・ウシュニール(カリグラファー)…ほか

男たちを魅了する、メンズアクセサリー

華麗なるアーカイブを、とくとご覧あれ。

ようこそ、史上最大規模のカルティエ展へ。

ポロにクルマ? カルティエが牽引する領域。

アート界の革命児、カルティエ現代美術財団。

第2特集  大切な人へ冬の贈り物。

Brand Selection DRAWER

経年変化が愉しめる、上質なドロウワー

数字が語る、クルマの真実。 ─サトータケシ

スーパーカーの価格
1億円以上が6台もある!高級スーパーカー驚愕の価格。

PenNews

EDITOR’S VIEW/TOKYO NEWCOMERS/WORLD SCOPE
DESIGN LOG/FASHION SQUARE
腕時計のポートレイト ─並木浩一
「白モノ」家電コンシェルジュ ─神原サリー
WHO’S WHO 超・仕事人
PEN’S EYE
TOKYO INVITATION
ART/BOOK/CINEMA/MUSIC 
創造の現場。 ─ベンジャミン・リー
Brand New Board
salon de SHIMAJI ─島地勝彦

No.350