No.345

美しい文房具。

思わず手に取りたくなる、
美しい文房具。

2013年 10月01日号 No.345 ¥600(税抜)

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デジタル版

いつの時代でも人が手に触れ、扱う道具というものは、使い込むほどに味わいを増し、愛着も湧いてくる。中でも文房具やステーショナリーと呼ばれる品は格別だ。ライフスタイルにひとつ加わるだけで悦びを感じ、豊かな気分にさせてくれる、温かきアイテムたち。デジタルデバイスを駆使する現代だからこそ、まるで時代を逆行するようなアナログ的なツールに、われわれは強く惹かれるのかもしれない。さらにルイ・ヴィトンやエルメスといった世界的なメゾンも、魅力的なステーショナリー・グッズを続々とリリース。さあ、どれを選ぼうか? 渾身の傑作が目白押しです。

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  • 間もなく発売されるiPhone5Sなど、次々と進化するデジタルガジェットで仕事のシーンは加速度的に変化を続けていきます。とはいえ、生活のなかで人の手に触れるアナログな道具は手放せません。今回のPenは男の仕事道具のひとつである「文房具」にフォーカスします。前回(2009年)の特集は、日本・ヨーロッパを中心に温もりと懐かしさをもった文房具に注目しましたが、今回はいまの時代だからこそいつまでも手放したくない高品質の定番文房具に注目。誌面に写真を多く構成し、美しいビジュアルにこだわりました。さて、いっしょに一生モノの文房具を探しましょう!
  • 今特集で最大のニュースは、ルイ・ヴィトンからステーショナリー・ライン「ライティング・ユニバース」が登場することです。文房具を愛する一族(現当主も無類の文具好きで、来日の際には文具店をまわるそう!)の威信をかけて生みだされた文房具、撮影の際に使わせていただきましたが、お世辞抜きに驚きの使いやすさ。昔ながらのこだわりに、現代技術が加わって、文具好きも唸る出来です。昔ながらのつくりかたを守り抜くペーパー類、印象派の絵画にでてくるような絶妙な風合いの万年筆のインク、もちろんケースの数々も高い完成度。ぜひ誌面にて確かめてください。
  • 特集内では筆記具をはじめ、いくつかのアイテムにフォーカスしていきます。定番のアイテムとはいえ、日進月歩の世界にあるともいえる文房具。日本うまれの付箋もまた、次々と進歩をしていました。豊富なカラーバリエーションはもちろん、カットされたケーキ型や丸型のユニークな形、そして半透明の付箋は色を重ねると絵具のように色を変えていきます。こだわりぬきたい人にはエルメスの付箋もおすすめ。手の届く価格はぜひ誌面でお確かめ下さい。そしてメモはインテリアの一部のように使える美しいものを選びぬきました。え?これもメモ?なんてユニークなアイテムも。
  • 思いを綴り、送り届ける手紙も、残るものだからこそこだわりたいですよね。アメリカの老舗メーカーによるレターセット、英国を代表するスマイソンのレターセット、いずれも触れるだけで違いのわかる紙にワンポイントのあしらいが。ユニークなのはモレスキンのレターパッドでしょうか。8ページの手帳型で便箋がモレスキンのケースになっています。紙モノアイテムを発信する信頼のショップ、パピエラボからは骨董市で発見したというアンティークの手紙を(もちろん発送可能)。撮影をしながら、思わず誰かに手紙を送りたくなった逸品ぞろいです。
  • さて、お次はより道具らしいアイテムを。テーマは計測。きちんとした数字を知りたいからこそ、スケール類は信頼できるものを選びたいですよね。そして使いやすくて、机の上に置いていても様になるものがいい……そんなわがままに応えられるものを選びました。驚きはプラダの定規・三角定規でしょうか。鏡面加工された美しいオブジェのようですが、実はプラダ、製図道具などもシーズンによって展開するなど、文房具を定期的に発表しているんです。測り方もさまざまであれば、生産する国もさまざま。もちろん計測される数字は変わりません!気になる道具、見つけてください。
  • どこからどこまでが文房具? そんなことを考えながら特集を構成しつつ、男たちがいつかはもちたいと思う書斎を彩るアイテムにも注目しました。さて、あなたの想像する書斎には地球儀がありますか? 英国の男たちの書斎には必ずあるともいう地球儀。その背景には彼らの歴史にあるようです。今回、Penはアンティーク地球儀のレプリカを制作する工房に取材。レプリカといえど、精緻な出来は博物館にも納品する由緒正しき工房です。地球が解明する前に生まれた地球儀など、男たちの夢をくすぐる逸品ぞろい。まずはこのユニークな工房、誌面にてお確かめください。

目次

ルイ・ヴィトンの美学が、書く喜びを刺激。

男心を触発する、こだわりの筆記具。

●いま注目すべき、万年筆のニューモデル
●美しく温かな、ヴィンテージ万年筆の奥深き魅力。
●滑らかなボールが生む、快適な書き心地。
●胸ポケットに忍ばせ、シャープペンを粋に。…その他

英国人を魅了する、日本の高級万年筆。

その質感を感じたい、魅惑のペーパーアイテム

●書き残すのは、自分好みのノートで。
●アイデア満載でユニークなアイテムを、使いこなそう。
●スケジュール帳やノートカバーは、良質レザーがいい。
●思いを綴るからこそ、端正な風合いを選びたい。

洋の東西をまたぎ、古典に学び生まれる美。

紙と活版の魅力で、記憶に語りかけていく。

ノートを面白くする、クリエイターの挑戦。

若き才能とアレッシィが、生み出したこと。

男の机上を彩る、至極の逸品を見つけ出そう。

「計測」という、実にアナログ的な愉しいツール

機能美が醸し出す、シャープでアーバンなキレ味。

独特のカタチは、使いやすさの追求から生まれた。

アンティーク風、英国製の地球儀を書斎に。

造形美が魅力、クルマのパーツ・オブジェ

日本が世界に誇るべき、秀逸なアイデア文具。

【第2特集】 クリエイティブの新しいチカラ
写真家の仕事。2013

A Poetic Journey LOUIS VUITTON

詩的な旅情をたたえた、ルイ・ヴィトンの秋。

Noble with Geometric Pattern

ジョルジオ アルマーニの幾何学的な美。

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