早春の「ルイ・ヴィトン」は、軽やかな旅スタイル

  • スタイリング&写真:カワサキタカフミ
  • ヘア:Shu
  • 撮影協力:神奈川県立近代美術館 葉山

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冷たい空気のなかにも春の気配を感じ始めるいまの時期は、春夏の気分を取り入れたワードローブに心が引かれます。今回紹介するのは、「ルイ・ヴィトン」の春夏プレ・コレクション。大陸横断の旅に出たアーティストをイメージに、ルイ・ヴィトンならではの洒脱な世界が展開されています。春を待たずに手に入れたいアイテムを、ぜひお楽しみください。

軽やかなブルゾンと、
新作ボストン&スニーカー

白地にブルーの柄をのせたナイロンブルゾンに、新作のボストンバッグとスニーカーを合わせたスポーティな旅スタイル。フード付きのブルゾンは、秋冬に登場したストームブレーカーのテイストを再現。インナーで調整すれば、春から秋まで活躍できる便利なアイテムです。中に着たのは、マドラスチェックのポケットをアクセントにしたTシャツ。さり気なくあしらわれたモノグラム・モチーフをお見逃しなく。ボトムは今季を象徴するイカット柄を織り込んだウールモヘアのスリムパンツに、いまが旬のスリッポンスニーカー。ボストンバッグは人気アイテム「キーポル・バンドリエール」の新色です。

エピ・レザーの柄を刻んだ、
贅沢なブルゾン

細かなエピ・レザーのパターンが刻まれた、スタイリッシュなレザーブルゾン。袖部分はヘリンボーンのジャージー素材で、襟と袖口のリブはともにレザー。肩に掛けているのは、上質でしなやかなトリヨン・レザーのメッセンジャーバッグ。足元を飾るのはキャラメル色のスニーカー。ナチュラルカーフを使ったリッチな仕様で、ヒールのメタルパーツにはエンボスでブランドロゴが。ティアドロップタイプのサングラスはヒンジに立体的なダミエ・パターンがあしらわれ、レンズにLVロゴの刻印入り。

やわらかな光が似合う、
軽快なスーツスタイル

軽やかに袖を通したショートコートは、象徴的なイカット柄をネイビー×ブラックで彩った、シルク混ポリエステル。チンガードにはレザーがあしらわれて、高級感を漂わせています。中に着たグレーのコットンスーツは、細かな格子の織り柄生地。トラベルを意識した軽やかな着心地とシルエット。インナーにネイビーのメランジポロシャツを合わせれば、いまどきなワントーンの着こなしに。足元はやわらかなスエードのタッセルローファーで、ソールも薄く、素足を思わせるような軽やかな履き心地。

モダンにデザインされた、
凛々しいレザージャケット

凛々しさ漂うラムスキンのレザージャケット。袖にはテクニカル素材のジャージーを使用し、魅力的な異素材ミックスとなっています。肩にはレザーの切り替えで「V」をデザインし、定番的なアイテムをコンテンポラリーにアップデート。小脇に抱えたバッグはハンドル付き。男らしくぎゅっと抱え、クラッチバッグのように使うのがお薦め。足元は快適な履き心地と爽やかな雰囲気を醸しだすエスパドリーユのスリッポン。ストールをふわりと首に巻けば、春らしい軽やかな着こなしが完成。