テレビの壁掛けスタイルという、新たな空間設計。

  • 写真:星 武志
  • 文:高野智宏
  • スタイリング:窪川勝哉

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空間づくりにおいて、壁面を有効活用して家具などを配置できると、よりいっそう設計の自由度が高まります。壁掛けに適したソニーの最新4Kブラビアなら、これまで思い描いていた理想の住空間を創出できるのです。

薄型ボディと極細のベゼル、そしてこだわりの高画質を実現したソニーの最新4Kブラビアなら、壁掛けスタイルにすることで壁面と一体化し、上質で余裕ある空間をつくり出すことができる。

住まいを考える上で、限られたスペースを有効活用し、デザイン性と居心地のよさを追求することは永遠のテーマといえるでしょう。

部屋の印象を決めるインテリアとして、サイズ的にも大きな比重を占めるのがソファやテーブル、照明などの家具ですが、それに加えて大型化が進むテレビは、AVラックを含めるとその存在感が空間に圧迫感をもたらしかねません。そこで提案したいのが、テレビの壁掛けスタイル――。空間のデザイン性を向上させるとともに、スペースの有効活用を図り、テレビを住空間に溶け込ませるという考え方です。

壁掛けスタイルが、上質で余裕あるリビングをつくる。

【リビングルーム×「X9300D」65V型】厚さ約37mmの4Kブラビア「X9300D」なら、壁掛けスタイルにすることで65インチの大型モデルでも、すっきりとした空間演出が可能に。大型のフロアライトやグリーンの配置も思いのままだ。

リビングルームのような空間で、壁掛けスタイルとしてもお薦めしたいテレビといえば、ソニーの最新4Kブラビア「X9300D」がその筆頭。55、65インチの大画面にして厚さ約37mmと非常に薄型なのが特徴です。また一般的な壁掛けテレビの場合、本体と壁掛け金具双方の厚みによる奥行きが圧迫感を与えてしまうものですが、この「X9300D」は別売りの専用壁掛けユニットを用いて、壁からテレビ前面まで奥行きのない壁掛けスタイルを実現すべく設計された、先進のコンセプトモデルなのです。

薄型ボディと極細のベゼル、そしてこだわりの高画質がもたらすのは、かつてない映像への没入感。壁と一体化し余裕ある空間を創出しつつ、極上の映像美を描き出す、リビングルームにおけるテレビの理想形といえるでしょう。

■「X9300D」65V型
「Slim Backlight Drive」と「X-tended Dynamic Range PRO」との連携で、高いコントラストを再現。艶やかで輝きのある映像を描き出す。また最新のHDR映像に対応し、よりリアルな動画の描写が可能となった。55V、65V型をラインアップ。オープン価格。

ソファ「オーロラ」¥878,000/erba(IDC OTSUKA TEL03-5530-5555) コーヒーテーブル「CATHEDRAL LOW TABLE」¥165,000/COMPLEX UNIVERSAL FURNITURE SUPPLY(コンプレックス TEL03-3760-0111) フロアライト「Spun Light F」¥270,000/フロス(日本フロス TEL03-3582-1468) 違い棚上段のキャンドルホルダーゴールド「TEA LIGHT」¥20,520/フリッツ・ハンセン青山本店 TEL03-3400-3107 同じくキャンドルホルダー「Up and downキャンドルスタンド」(小)¥5,900、(大)¥6,900/ともにBoConcept南青山店 TEL03-5770-6565

寝室などのプライベート空間にも、ゆとりを創出する。

【ベッドルーム×「X8300D」43V型】ブラックのほかに、ブラス(真鍮)の色みを加えたウォームシルバーの2モデルを展開する4Kブラビア「X8300D」。温もりを感じさせるカラーリングが、寝室など穏やかな色調のプライベート空間をスタイリッシュかつ優しく彩る。

また空間を創出したい場所は、リビングだけにとどまりません。ベッドがスペースの大半を占める寝室など、プライベート空間でも壁掛けは有効に働きます。ただし空間に合わせたサイズ感で、壁掛けに適したテレビを選ぶことが重要になります。同じく4Kブラビア「X8300D」も、壁掛けに適した最新モデル。ベッドルームでの使用にちょうどいい43、49インチがラインアップされており、フレームもブラックとウォームシルバーの2色から選ぶことができます。

特にブラス(真鍮)の色みを加えたことにより、温かみのある色に仕上げられたウォームシルバーは、オフホワイトや木材の色調との高い調和を実現。実際に壁掛けにしてみると、ウォームシルバーのフレームがオフホワイト系の壁に溶け込み、まるで浮き出ているかのような臨場感あふれる映像を楽しむことができます。壁紙やインテリアに合わせてフレームカラーを選べるのも、視覚的な効果で空間のゆとりを演出することにつながります。限りあるスペースを有効活用し、いかに快適で理想的な空間づくりを行うか――。テレビの壁掛けスタイルは、そのひとつの現実的な解決方法といえるのではないでしょうか。(高野智宏)

■「X8300D」43V型
超解像エンジン「4K X-Reality PRO」搭載により、地上波デジタル放送などのフルHD映像を4K映像へアップコンバート。テレビ番組のみならず、動画配信サービスやYouTube™など多彩なコンテンツの試聴も可能なAndroid TV™機能も搭載。43V、49V型をラインアップ。オープン価格。

ラウンジチェア「スワン」¥1,010,880、サイドテーブル「リトルフレンドサイドテーブル」¥164,160、ベッドいちばん上のスロー「THROW」¥69,120/すべてフリッツ・ハンセン青山本店 アートパネル「Canyon」¥45,900/BoConcept南青山店

●問い合わせ先/ソニー 買い物相談窓口 TEL:0120-777-886
www.sony.jp/bravia