「ナリフリ」の提案──インテリアと共存するスポーティウェア

デザイン家具とアンティークと。

デザイン家具とアンティークと。

ダイニングテーブルとチェアは、「プルーヴェ ロゥ オフィスエディション」。

デザイン家具とアンティークと。

モダン家具とアンティークを組みあわせて空間づくりをするスタイルで「緑のある生活」を。

自転車メーカーもライフスタイル提案を行うようになった昨今の風潮の中で、ナリフリはこの展示会で一つのモデルケースとなるリビングルームをつくりました。上質な暮らしとは何か、趣味の良さとは何か、“自然体”の現代的なあり方とは何かが、ここで示されています。

インテリアスタイリストの黒田美津子さんがテーマにしたのは、「緑のある生活」。「インドアのディスプレイでも、アウトドアを感じさせる家具やインテリアをセレクトしました。モダン家具を配置しつつ錆びた自転車などのアンティークをプラスして、ナリフリらしいミックスカルチャーを表現しました」と黒田さん。「ナリフリはスポーツウェアと考えると高価格帯の贅沢なものです。今回の展示でも、こうした大人の余裕を感じさせることができたら」

デザイン家具とアンティークと。

中央のデスクライトはイタリアの「フロス」で、イメージソースは古い時代のバンカーズランプ。

デザイン家具とアンティークと。

インテリアスタイリストの黒田美津子さん。

1940年代にジャン・プルーヴェがデザインしたインダストリアルなオフィス家具を、復刻させてアレンジを加えた「Prouvé RAW: Office Edition(プルーヴェ ロゥ オフィスエディション)」や、シンプルでモダンなイタリアの照明器具「フロス」、北欧はデンマークの「HAY」らの上質なプロダクトを並べながら、さりげなく小物で優しいニュアンスを演出。「大きな家具と小物とのコントラストを狙っています。ぬいぐるみを置くなどのお茶目さも。この展示はアメリカのミッドセンチュリーのような感覚ではなく、ヨーロッパをイメージ。銀から金に移ってきたインテリアのトレンドも意識して、金属では真鍮やコッパー(銅)を多く用いました」。

昨年の2015年にはニューヨークに直営店もオープンさせ、インターナショナルに広がるナリフリの世界。従来のファッションブランドの枠組みに収まらない彼らの活躍は、これからの日本発信ファッションの試金石になっていくかもしれません。(高橋一史)

問い合わせ先/ナリフリ

TEL:03-6416-1886

www.narifuri.com