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春の軽快な靴──いま、選ぶべきスリッポンは?(前編)

この春、靴の流行はスリッポンが独り占めです。中でも「ベルジャンシューズ」に注目が集まっています。

写真:尾鷲陽介 文:小暮昌弘

「スリッポン」とは、靴ひもがなく、簡単に脱ぎ履きできる靴のこと。語源は「slip on(スリップ オン)」で、「滑り込む」という意味です。屋内で靴を脱ぐ習慣のある日本人向きの靴であり、足元を軽やかに見せる特徴があります。ベーシックなローファーなどもスリッポンの代表的な靴ですが、今年のトレンドとなっているスリッポンは、もう少しエレガントなテイストに仕上げられた靴が中心。なかでも目新しい靴としては「ベルジャンシューズ」が挙げられます。トウ(つま先)にパイピング、甲にリボンやタッセルなどを施したエレガントなデザインで、ヨーロッパ貴族の室内履きからインスパイアされたスリッポンです。ニューヨークには「Belgian Shoes」という老舗のショップもあり、ハンプトンなどのリゾート地で履く靴として人気を博しています。2回にわたるスリッポン特集の1回目は、話題の「ベルジャンシューズ」を集めてみました。