最新作公開までもう待てない!?「スター・ウォーズ」展と続々登場のファッションアイテム

  • 編集・文:高橋一史

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12月の最新作公開を控え、早くも盛り上がる「スター・ウォーズ」。六本木ヒルズで開催中の「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」展とファッションブランドによる独自のアイテムを紹介します。

六本木ヒルズの展覧会は、見どころ満載!

人気キャラクターが一堂に会する展示コーナー。
会期中にスカイデッキに設置されているフォトロケーション。
六本木ヒルズ森タワー52階展望台 東京シティビューで、6月28日(日)まで開催されているのが「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」。アートワークや登場キャラクターなどがずらりと並ぶ、ファン必見の展覧会です。同映画を観たことのある人にはお馴染みの武器「ライトセーバー」では、ジェダイ・マスターのヨーダや、サミュエル・L・ジャクソン演じるメイス・ウィンドゥらの愛用モデルまで展示されています。
そんなライトセーバーを体感できるスポットとして、必ず訪れたいのが屋上のスカイデッキ(上写真)。なんと、悪役の主要キャラクター「ダース・ベイダー」と自分とが戦っている様子を撮影できるのです! スカイデッキの入場には別途500円の入場料が必要ですが、眺望のよさが評判のこのスペースを知る絶好の機会にもなりますから、足を運んでみてはいかがでしょうか。
「ストームトルーパー」のヘルメットアート。
ヘルメットアートは、六本木ヒルズ ウェストウォーク2F 南側吹き抜けに展示。
展覧会を訪れたら、六本木ヒルズ内で行われている特別展示や、協賛ショップの記念アイテムもチェックしましょう。注目は5月31日(日)まで、「ウェストウォーク2F 南側吹き抜け」で展示されている、「ストームトルーパー」のヘルメットアート(上写真)。悪役の兵隊である白装束のストームトルーパーは、造形の美しさもあってファンが多いキャラクターです。「ルーカス・フィルム」「ディズニー」「ピクサー」に所属する世界中のクリエイターによるアートには、ユーモアと斬新な発想がつめ込まれています。

スターウォーズ好き垂涎のシーンをモチーフにした「デンハム」のTシャツと、洒落た反転ロゴTシャツ。各¥15,984
協賛ショップによる記念アイテムは、ウェストウォーク3Fにあるオランダの「デンハム」のTシャツ(上写真)のように、シックな大人向けの服が多数あります。「エストネーション」「デザインワークス ドゥ・コート」「ダブルスタンダードクロージング」などで5月31日まで限定販売または先行販売されていますから(売り切れの場合あり)、これらの店もぜひ訪れてみてください。

画像をダウンロードしてカスタマイズする、「マイ アディダス」

帝国軍の基地「デス・スター」
賞金稼ぎの「ボバ・フェット」
ドロイドの「C-3PO」
悪のシンボル「ダース・ベイダー」
新作映画が公開される今年は、さまざまなブランドがスター・ウォーズをフィーチャーしたファッションアイテムを手がけています。「アディダス」は、自分だけのシューズをつくる「マイ アディダス(mi adidas)」で、スター・ウォーズの公式画像をスニーカーのアッパーのデザインとして使えるサービスを5月4日(月・祝)よりスタートしました。
「App Store」や「Google play」でダウンロードできる、スニーカーカスタマイズアプリ「マイ ゼットエックス フラックス フォト アプリ(mi ZX Flux Photo APP)」を使用します。このアプリでユーザーは好きな写真やグラフィックをスニーカーにすることができますが、著作権で保護されている画像には使用制限がありました。今回、アプリ内のグラフィックライブラリーにスター・ウォーズの公式グラフィックが加わったことで、画像をダウンロードして利用できるようになりました。カスタマイズできるスニーカーは、「アディダス オリジナルス」の「ゼットエックスフラックス(ZX FLUX)」。ランニングタイプの「ZX」シリーズのDNAを受け継ぐ現代的なモデルです。

ユニクロ「UT」のTシャツが再販決定。

再販される全9点のTシャツ。メンズは、S〜XLの4サイズ(※ユニクロオンラインストアのみ、S~4XLの7サイズ)。価格は各¥1,620
「ユニクロ」のTシャツブランド「ユーティー(UT)」が、スター・ウォーズをテーマにしたコンペティション「UT GRAND PRIX 2015」を開催しました。5,000点を超える応募デザインの中から、審査員特別デザインの4点と、グランプリをはじめとする入賞作品18点の合計22点を商品化し、4月27日(月)に販売開始。ところがあまりの評判の高さで、瞬く間に市場から姿を消してしまいました。この時に入手できず残念な思いをした人に朗報です。人気の上位にあたる9点がめでたく、再販売されることが決定しました!
気なる発売時期は、6月末の予定。ユニクロ全店およびオンラインストアで展開されますから、こんどこそ確実に入手したいものです。

「ナリフリ」からは、サイクルジャージーと自転車が。

「惑星エンドア」の住人「イウォーク」もいるサイクルジャージー¥17,280
「ボバ・フェット」にまつわるフレーズをちりばめた一着。¥17,280
「fashion+bicycle」をコンセプトに掲げ、スポーツウエアに匹敵する機能性をもたせながら、洗練された都会的なファッションに落とし込む「ナリフリ(narifuri)」。彼らの新しいスポーツライン「ナード(neRD)」からも、スター・ウォーズ・コレクションが誕生しました。ルーカス・フィルムのアートからセレクトしたモチーフを使ったサイクルジャージーです。オレンジのロゴが際立つカモフラ柄のモチーフは、「惑星エンドア」。森での戦闘がイメージされています。もう一枚の「BOBA」とは? そう、あの賞金稼ぎ「ボバ・フェット」のこと! 公開2作目の『エピソード5/帝国の逆襲』に登場して以来、ファンの間で絶大な人気を誇るこのサブ・キャラクターをフィーチャーした、マニア心をくすぐる一着です。

もう一つ見逃せないのが、ナリフリが手がけるスペシャルサイクルの「チャリフリ(charifuri)」から登場した、「HELMZ STAR WARS COLLECTION」。国内自転車の雄「ブリヂストンサイクル」とナリフリが手を組んだブランド「ヘルムズ(HELMZ)」が制作した、「反乱軍」と「帝国軍」をイメージした2モデルです。映画のモチーフは、色彩、ヘッドバッジに用いた軍のエンブレム、サドルに入れた刺繍文字などに限られ、かなりのスター・ウォーズ・ファンでないと気づかないほどのさり気なさ。手仕事でていねいに塗装・製造されたこのモデルは、シリアルナンバーつきで国内限定50台のみの完全受注生産。東京・恵比寿にあるチャリフリの直営店のみで予約販売されており、受け渡しは受注後約2~3か月の予定です。
「IMPERIAL ARMY MODEL(帝国軍モデル)」¥313,200
「REBEL ALLIANCE MODEL(反乱軍モデル)」¥313,200

「ミュベール ワーク」が発表した、革製「R2-D2」バックパック

2015-16年秋冬コレクションのルック写真。

女性デザイナー、中山路子さんが手がけるレディスのモードブランド「ミュベール」のカジュアルライン「ミュベール ワーク」。遊び心のあるデザインで、モード関係者にも人気が高いブランドです。

過去にも懐かしい映画をモチーフにしたコレクションを発表してきたミュベール ワークが、2015-16年秋冬コレクションに取り入れたのがスター・ウォーズ。
ゴールドに輝くロボット(ドロイド)の「C-3PO」や、映画ロゴのセーターなどが展開されます。そして男性にもご注目いただきたいのが、「R2-D2」のバックパック! たっぷりとした容量の大型サイズで、丸みのあるドロイドのニュアンスそのままのデザインです。細かくカットしたレザーパーツを縫い付け、ステッチワークも加えてR2-D2の凹凸を表現。
フロントにはしっかりとファスナーポケットも装備されており、実用面も抜かりありません。オブジェや小物入れとして部屋に置きたい、という人も続出しそうなこのバッグの生産数はごくわずか。欲しい方は早めに問い合わせてみてはいかがでしょうか。(高橋一史)

希少価値もある「R2-D2」バックパック。背面の色は白。¥91,800(写真2点ともに:高橋一史)