Yuhi Nakano

Yuhi Nakano / Designer
中野 雄日/デザイナー

ミュージシャンとしてキャリア始め、バンドMISO-SOUP、NOWにてアルバムをリリース。その後設立したばかりのLast.fmイベントの企画に参加。またロンドンCAFE OTOを中心に日本のアーティストのイベントを中心にオーガナイズする。
現在は、サウンドデザインやWEBディレクションを中心に英デザイン会社This Is Studioに在籍。また英クリエティブ集団TOMATOでも、複数のアートプロジェクトで日本とヨーロッパを中心に活動中。

http://thisisstudio.co.uk
http://tomato.co.uk

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アンダーワールド・プロジェクト

アンダーワールド・プロジェクト

最初のスケッチの段階で丸がぶつかり合い、その後棒になり、棒が回転しながら、四角になりというような形状の変化のアイデアが生まれました。

アンダーワールドが約6年ぶりにニューアルバム "Barbara Barbara, we face a shining future"を発表しました。
ご存知の方も多いと思いますがアンダーワールドのアルバムカバー、アートワーク、ミュージックビデオは英クリエイティブ集団のTOMATOが担当しています。
今回のリリースに伴いTOMATOが担当したプロジェクトの中に自分も幸運にも参加させていただき、とても貴重な経験を積まさせていただきました。今回はその一部、どのような経緯で生まれたのか等を紹介したいと思います。
サイモン・テイラーに話を持ちかけられた経緯として、僕が日頃行っているHTML Canvas上でのアニメーション制作というものがありました。なぜプログラミングなのかというと、プログラミング上で行うランダム性が動きとしてユニークであるということ、その動きがまた、生き物のように見えるというところからでした。ちょうどタイミング良く、ナノテクノロジーとは何かというようなリサーチもしていたので、シンプルなパーティクルを描き、それぞれのパーティクルが細胞分裂し、変形し、また再生していくというようなループを作ってみたら面白いなということで、早速スケッチをしてみました。スケッチを元にプログラミングし、少しずつ手直しをしていくというような作業が続きました。その間に遊びながら、いろいろなグラフィックを作ったりと寄り道もしてしまいましたが。



アンダーワールド・プロジェクト アンダーワールド・プロジェクト

それ以外はサイモンのアイデアの中には過去のアンダーワールドのライブで行ったプロジェクトとの関連性というものもあり、彼のアイデアを尊重し、作り上げていくことに集中しました。そして、まずミュージックビデオバージョンとして、こちらをリリースしました。https://www.youtube.com/watch?v=Smu0MaDKnYc

この辺りはまだアルバムのティーザー的な要素もあり、展開があるという感じではありませんが、ここから、このアニメーションを徐々に実際のライブへと使用し、発展させていきます。こちらがライブ映像。

https://www.youtube.com/watch?v=BmpBbnPSOTI (Cowgirl)

https://www.youtube.com/watch?v=suMr0mLYP9E (フルライブ)

アンダーワールド・プロジェクト アンダーワールド・プロジェクト

この時期からアルバムツアーも始まっていき、プロジェクション方法を徐々に発展させていきます。
こちらはCoachella 2016での映像です。(@lapartykidさんからご提供頂きました)

https://www.instagram.com/p/BKn9dgWgc_K/

アンダーワールド・プロジェクト

アニメーション自体、シンプルなものではありますが、アルバムリリースから、ツアーに至る間、まさに細胞分裂のように様々なアイデアが生まれ、変化していく様子はとても興味深く、今後のプロジェクトにも活かせられる体験だったのではと思います。



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