Takiko Nishiki

Takiko Nishiki / POST,limArt
錦 多希子/POST、limArt

1984年東京生まれ。2012年より東京・恵比寿にあるアートブックショップ+ギャラリーPOSTに勤務。店頭対応のほかに、ウェブサイト上で新着本の紹介を更新する。その傍らに、CLUÉL hommeやPen onlineでの連載、インタビュー記事・コラム執筆などを手がける。

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本が生まれる瞬間

わたしの働く洋書店POSTでは、時折アートブックを出版することがあります。

ちょうど今、1967年に出版されたアンディ・ウォーホルとジェラード・マランガの共著である[Screen Tests / A Diary]を50年の節目にあたる今年に復刻出版することになり、その準備を進めているところ。
(詳しいお話は、書籍のことはこちら・展覧会のことはこちらに譲ります)

本が生まれる瞬間

Originally Published in 1967, By Kulchur Press
© Gerard Malanga

制作作業もいよいよ大詰めとなり、印刷工程にこぎつきました。

世の中はゴールデンウィークに突入するということで、印刷所も大変混み合っているとのこと。なんと開始時刻は夜の10時…!
ですが、そんなことはお構いなしです。なんてったって、書店スタッフ暦6年目にして初めて、印刷立ち会いの機会がめぐってきたのですから。深夜に及ぶ作業のハードさよりも、好奇心の膨らみが大いに勝っていたのでした。

本が生まれる瞬間

喜び勇んで駆けつけた現場に到着すると、まさに初校(最初の校正刷り)があがってきたタイミングでした。

今回の復刻に際しては、初版(オリジナル)の現物が手元にない状態なので、現物を撮影した画像データや入稿データとにらめっこして、シビアに色具合を詰めていきます。

本が生まれる瞬間

それにしても、想像以上に大きな印刷機にただただ圧倒されます。物珍しさから、つい機械の動きに見入っていました。
(ここでは動画をお見せできないのが残念…迫力満点でした!)

本が生まれる瞬間

モノクロページは、コントラストの部分をとことん突き詰めていきます。微細な差異で印象が様変わりするので、気を抜けません。

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それにしても、アトリエやスタジオ、工房のように、ものが生み出される場っていいですよね。職人さんやつくり手のプロフェッショナルな姿勢にぐっときます。

5/12(金)の発売&展覧会スタートまで、どうぞお楽しみに!

本が生まれる瞬間

おまけ:POST中島とデザイナーの田中義久さんの後ろ姿。まるで示し合わせたかのように、青シャツ+濃紺のボトムスと格好がかぶっていました。息ぴったり!笑

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