Naoko Aono

Naoko Aono / Writer
青野 尚子/ライター

アート、建築関係を中心に活動しています。趣味は旅行と美術鑑賞と建築ウォッチング。ときどきドボクも。共著に「新・美術空間散歩」(日東書院本社)。

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普通のクラクフ

普通のクラクフ
クラクフではコミュニストだけでない、普通の場所にも行きました。
まずはヴァヴェル城へ。クラクフは1.5キロ四方ほどの小さな街ですが、その南西にあるお城です。
普通のクラクフ
お城にある大聖堂の鐘楼には松本城なみの急な階段があって、上るとこんな景色が見えます。
普通のクラクフ
なぜヴァヴェル城に来たかというと、ふだんは街の北のほう、チャルトリスキ美術館にあるレオナルド・ダ・ヴィンチ「白貂を抱く貴婦人」が美術館改修のため、こちらに移動していたから(写真はその貼り紙)。城には3つぐらい博物館があるのですが、この1点はそれだけで別料金、10ズウォティです。350円ぐらいなので2回見ました。
普通のクラクフ 普通のクラクフ
このヴァヴェル城と並ぶクラクフの二大観光スポット、中央広場。左が聖マリア教会、右は織物会館。織物会館の2階はクラクフ国立美術館。螺旋階段の中に円形のエレベーターを新設してます。ヨーロッパの古い街ではときどき見るやりかたです。この広場はフリーのWi-Fiが飛んでて便利です。
普通のクラクフ 普通のクラクフ
川の左がヴァヴェル城、右は日本美術・技術センター・マンガ館。磯崎新の設計です。このときは日本の屏風絵の展覧会をしてました。これは見ての通り富士山。署名はなく、キャプションには確か琳派と表示されてましたが、北斎っぽいちょっとヘンな富士山です。
ちなみにマンガ館というのはクールジャパンではなく、北斎漫画からとったそう。浮世絵のコレクションもかなりのものとのことでした。
普通のクラクフ
ユダヤ人街(またはその近く)のアパートのエントランス。
普通のクラクフ
ポーランドのスイーツ事情もちょっと。ヴァヴェル城のカフェで食べたフルーツタルトとホットチョコレート。セットで400円ちょっと。これも、別のカフェで食べたチーズケーキも軽めの食感で、甘すぎずほどほどのいいお味。ロンドンあたりのヘタなレストランで出てくるデザートに比べるとはるかにレベルが高い。大変満足でした。
普通のクラクフ
こちらはポーランドで、ある意味もっとも衝撃的だった食べ物。スープと一緒に食べようと「RICE」を頼んだら、なかなか出てこない。もはや社会主義国家ではないはずなのに、なぜこんなに時間がかかるんだ? と思ったら、白米にジャムとホイップクリームと砂糖がかかった謎の食べ物が登場。どうもデザートだったようです。ライスプディングとかおはぎとかならとにかく、これは日本人にとって想像の範疇を超えている……。3分の1ぐらいでギブアップしました。

クラクフでは英語がばんばん通じます。また10年以上前のチェコスロヴァキアを思い出したのですが、その当時は英語よりドイツ語のほうが通じる感じでした。クラクフは場所によっては歩いてる人の7~8割が観光客と思われる観光都市。コミュニスト・ツアーのガイドさんも「外国語をしゃべれることが収入増に直結する」と言ってました。

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