Masato Kawai

Masato Kawai / Interior Stylist
川合 将人/インテリアスタイリスト

住宅メーカーやインテリアショップのカタログ、広告、雑誌を中心に活動。デザインギャラリー、SOMEWHEREを拠点にモデルルームの内装やコンサルティング、家具や照明の展示イベントの会場構成などの空間演出の仕事も多数展開している。デザイン家具好きを生かした執筆活動もおこなっています。http//www.kawaimasato.com

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HYGGEHJORNE by CARL HANSEN & SON Illustrations by Yu Nagaba

HYGGEHJORNE by CARL HANSEN & SON Illustrations by Yu Nagaba

こんばんは! 今年も終わりが近付いてきましたが、秋にスタイリングを担当したカール・ハンセン&サンのイベント「HYGGEHJORNE by CARL HANSEN & SON Illustrations by Yu Nagaba」展について書きたいと思います。

"HYGGEHJORNE"(ヒュッゲヤーネ)とは、デンマーク語のHYGGE(リラックスできる心地の良い雰囲気)と、HJORNE(個人的な、自分だけの)を合わせた単語で、"小さなパーソナル空間"の意味。

今回は2フロアある、カール・ハンセン&サンのフラッグシップ・ストア内に、様々な"HYGGEHJORNE"な空間を作りました。

ストアの入り口付近、ウィンドウ面に設置したシーンは、《CH22》のオールブラックモデルを主役にして、長場雄さんのアインシュタインのイラストをネオン管の照明にした作品や、盛岡市のショップ<Holz>のオーナーさんからお借りしたフォールディングコンテナのほか、ヴィンテージのヘルメット、ブラックのカウハイドラグなどを。クールなお洒落バイカーがアナログレコードの音を楽しむ空間としてみました。

フロアに置いたレーコードプレイヤーは、オンキヨーのマニュアルレコードプレーヤー「CP-1050(D)」です。本体木部のブラックがぐっときました。


HYGGEHJORNE by CARL HANSEN & SON Illustrations by Yu Nagaba

続いてはシートがカウハイドの仕様の《CH07》が主役の空間。アフリカのフォークアートや楽器のコレクターの部屋を想定し小物をアレンジし、ヴィンテージのキリムをリサイクルしたパッチワークのラグや、スペインの照明メーカー、サンタ&コール社のフロアランプなどを組み合わせました。

エアプランツを置いた木のボウルやジャンベなどの楽器、棚に飾った仮面やオブジェなどは、アフリカンスクエアーさんよりお貸し出し頂きました!


HYGGEHJORNE by CARL HANSEN & SON Illustrations by Yu Nagaba

そして、オーレ・ヴァンシャーが1949年にデザインした《OW149 コロニアルチェア》が主役の空間は、モーエンス・コッホのデザインしたフォールディングテーブル《MK98860》と組み合わせ、シューズ・コレクターの男性の部屋に。

テーブルに置いたのは、アングルポイズ社のテーブルランプ《Original 1227 Mini》です。

演出用に飾った貴重な英国製のヴィンテージ・レザーシューズやケアグッズなどは、靴の修理と販売をおこなっているリファーレさんからお貸し出し頂きました。。リファーレさん、ありがとうございました。名古屋店オープンも、おめでとうございます!





HYGGEHJORNE by CARL HANSEN & SON Illustrations by Yu Nagaba

さて、このイベントのメインは2Fにある、長場雄さんのイラストと、家具とのコラボレーション空間です。

2Fに特別に設置されたステージに、長場さんの直筆で、カップルの楽しい暮らしの風景が描かれました。




HYGGEHJORNE by CARL HANSEN & SON Illustrations by Yu Nagaba
HYGGEHJORNE by CARL HANSEN & SON Illustrations by Yu Nagaba

会場の設営やスタイリングの作業時にも、ずっと長場さんが描いていたのですが、さすがなのです。集中力がすごい!

2枚の写真はイベントの設営日、作業中の長場さんです。勝手に上げてしまいますが、第一線で活躍しているクリエイターの方の制作現場に、こんなにじっくりお付き合いできるなんて幸せでした。なんてよい経験。たくさん勉強になりました。

長場さん、ありがとうございました!


HYGGEHJORNE by CARL HANSEN & SON Illustrations by Yu Nagaba

それで、2Fは3つ空間を作ったのですが、まず1つめは《CH25》をメインにした女性のヒーリング空間。ハーブ系の植物や、フランスのラボラトワール・アルト社のアロマ製品に加え、エッセンシャルオイルの蒸留器などをスタイリングし、自家製エッセンシャルオイルの香りと植物に囲まれて過ごす、女性の癒しのラウンジ空間を演出してみました。

HYGGEHJORNE by CARL HANSEN & SON Illustrations by Yu Nagaba

2つめは、オーストリアデザインスタジオEOOSがデザインした新作ラウンジチェア《E015》を主役にした、エレキギターの演奏を趣味とする男性の部屋。ここでは、ギブソンさんにお貸し出しのご協力を頂きまして、エレキギターの名作《フライングV》と、PHILIPSのヘッドホンFidelioシリーズ のL2BOなどを設置させて頂きました。アクセントにカイ・ボイスンの兵隊を。

HYGGEHJORNE by CARL HANSEN & SON Illustrations by Yu Nagaba

最後は、コーア・クリントの《サファリチェア》を中心にした空間。お気に入りのアートフォトに囲まれながらカメラの手入れをすることが好きな男性が過ごす空間を想定しました。

イエローコーナーのアートフォトから風景や野生動物を被写体にした作品をセレクトし壁面に設置。

機材運搬用のペリカンケースをテーブルにしたり、マンフロットの三脚や、センチュリースタンドのような機構で高さや角度調節ができるワークステッドのフロアランプなどを組み合わせています。

2Fでは、ペーパーコードをパーテーションに使用したステージを特別に作ってもらいましたが、パーテーション自体は今年のミラノ・サローネでのカール・ハンセン&サンのフィエラでの展示にヒントを得たものでした。


以上です。しかし、本当に楽しい展示でした。

今回ご協力頂きました各ショップやメーカーのみなさま、本当にありがとうございました。


特に、リンインクープさんお取り扱いの<アングルポイズ>、<サンタ&コール>、<ワークステッド>の照明や、ノマドさんお取り扱いの<カイ・ボイスン>、<ホルムガード>、<ムーベ>、<ローゼンダール コペンハーゲン>などのアイテムは、各シーンでたくさん使用させて頂きました。


それから植栽をご担当頂きました、ル・ベスベさんとも初でご一緒できて光栄でした!


関係者のみなさま、本当にお疲れさまでした! 

携帯をなくしオープニングに間に合わず失礼いたしました!


では、また!


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