Kazushi Takahashi

Kazushi Takahashi / Fashion Writer
高橋 一史/ファッションライター

明治大学&文化服装学院卒業。編集者がスタイリングも手がける文化出版局に入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。担当ジャンルは、ファッション&音楽。退社後はフリーランスとして、原稿書き・雑誌編集・コピーライティング・広告ディレクション・スタイリングなどを行う。
kazushi.kazushi.info@gmail.com

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猫と漆と「印伝」と美人と:rooms28

ファッションとデザインの合同展示会「rooms」のblog紹介はこれで最終回。今回の「rooms28」は出展者の数が膨大だったため、ざっくりとしか眺められなかったのが残念。ぶっちゃけ、最近のroomsは見るのがたいへんで……(関係者の方、すみません!)。

そんな中でも、日本の地場産業を現代生活に取り入れる提案をしているセクション「地場産」は勢いがありました。社会風潮としても、私個人の気持ちとしても、自分たちが住む国ができること(やってきたこと)を見直す流れがおきています。「日本人なら米を食うべき」といったナショナリズムともまた異なる、素直な感情なんですよね。

ここではその「地場産」に出展していた、クリエイティブで遊び心たっぷりのブランドをご紹介します。モードシーンでも人気が出そうな岩手県の「コシェル2(ドゥー)」です。
猫と漆と「印伝」と美人と:rooms28
茶釜のような漆黒の猫バッグ。
本体のベースは和紙を重ねた「張り子」で、表面に麻布を貼ってあります。その上に漆(うるし)を擦り込み、耐久性と耐水性をUP。工芸としての手づくり感と、色の深みがたまりません。
上部の巾着とハンドルがレザー。ハンドルがイタリアの革製品にも通じる編み込みという点が、このバッグをモダンに感じさせる理由かも。

男性なら、自分が外で持ち歩くかどうかでなく造形として眺めていただければ。
私は、置物として家で飾るご提案をしたいです。テレビのリモコンなどを入れて部屋の移動で持ち運ぶケースにできますし、プリザーブドフラワーを差して花瓶のように玄関に置くのもイイ。和紙だからスゴく軽くて自由に使えます。

価格は、32,000円(税抜)。クオリティの割に手頃なプライス設定もつくり手の心が感じられて好印象。すでに売られている商品ですが、生産数が限られるため、入手するのは困難なようです。あとで販売先のリンクを貼っておきますね。
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西洋の油絵から抜け出してきたようなバッグ!
これも前述の猫バッグと同じつくりになっていて、色漆が塗られています。
大判トートやバックパックもあれば、男性ウケ良さそう。
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下写真の横長ポーチのモチーフは煉瓦(れんが)。
経年変化したような独特の風合いもイイ。
猫と漆と「印伝」と美人と:rooms28
コシェル2の自社販売サイト「コシェルの売店」はこちら ⇒
http://coshell.shop-pro.jp/
デザイナー、澤藤さんのキャリアなどに触れた前回のblogは ⇒
http://www.pen-online.jp/blog/k-takahashi/1393050423/

2月19日の「山梨県の伝統技法の革セッタがいま、東京で展示中!」でご紹介した革「印伝(いんでん)」製品も追加でお届けしましょう。
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巾着袋つきバングル 46,000円(税抜)。925シルバーと「印伝」の組み合わせです。
アクセを使わない私としては、この巾着だけほしい ^^ スーツ(着ないけど)のポケットから取り出したら、カッコイイ気がするんですよ。カジュアルな服よりドレスウェアとのコーデがおすすめ。ヨーロッパへの出張が多い方などは活用してはいかが?
猫と漆と「印伝」と美人と:rooms28
大規模展示会「rooms」も無事終了しました。

出口に向かうと、そこにはステキな笑顔の女子が!
猫と漆と「印伝」と美人と:rooms28
「roomsを楽しんだ人は、『場と間』もよろしくね♡」

右:場と間スタッフの山口さん、左:場と間PRの金さん。
なんだか見たことのある光景な気がしますが……こんな人たちに宣伝されたら載せないワケにいかないでしょう ^^
猫と漆と「印伝」と美人と:rooms28
5月開催のインテリア系の合同展示販売会「場と間」は一般入場可です。
このお二人に会えるかもしれませんよ (^^)

                     All Photos © Kazushi Takahashi
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