Gakuto Akashi

Gakuto Akashi / Media Producer
明石 岳人/メディアプロデューサー

1982年生まれ。静岡県静岡市出身。モバイルファーストのドキュメンタリー動画メディア「Spotwright」のCEO。ハンドメイドの自転車と家具が趣味。

http://www.spotwright.com/

Recent
Post

«

»
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat

過去記事一覧へ

エグザイル系男子になるかサードウェーブ系男子になるか/苦渋のオルタナティブ

男なら誰でも一度は夢想する「もし、なりたい顔になれるならどうする?」という思考実験。
ほぼ例外なく思春期のころは「ジャニーズ系」一択でしょう。
いきなり「ハリウッド俳優系」とかに踏み込むマインドセットがバタ臭い奴もいると思いますが、健全な男子ならジャニーズ系。
だって女子が夢中なのはジャニーズ系。甘いマスクに薄めのワキ毛、そして細マッチョ。
誰もがジャニーズ系wannabe、でも鏡を見つめるとそこにあるのは凡庸な顔とボディ。
ドライヤーと腹筋を繰り返しても、そこに残るのは傷んだ毛先と薄い胸板。
そんなちょっぴり、いや、大分しょっぱい第二次性徴も終わる頃には、ジャニーズ系なんて夢は捨てて実現可能な範囲で努力する。
それが高校デビューであり、大二病であると僕は思う(実体験より)。

そんなイタイ日々は遠い記憶の彼方に追いやられて、思い出すこともなかったのだけど、cakesの『ネタ化される「上質な暮らし」と盲信する「サードウェーブ系男子」』という記事を読んで、今僕たちはなんて難しい時代に生かされているんだろうと考えさせられてしまった。

文中でブルーボトルコーヒーに並ぶ男子達に対する言及があるのだが、その一節がコレ。

"なんか男子がみな同じような印象なの。みんなリュック背負ってて。それと、ヒゲとメガネ。これ、『週刊文春』のコラムで辛酸なめ子が指摘していてヒザを打ったんだけど「サードウェーブ系男子」ってネーミングがまさに的を射てる。ちなみに、その定義はキャップにヒゲ、メガネにニューバランスだって。"

Penでもおなじみニューバランス。もちろん最近多いなと思ってたけどこうして明文化されてしまったことにより一つのネタの対象として白日のもとに曝け出された「サードウェーブ系男子」。

でも、もし君が標準的な容姿の持ち主で、かといってモテへの執着が断ち切れないとしたら、それはエグザイルかサードウェーブの分岐点の入り口だ。
ジャニーズ系への飛躍は外科的医療という手段を避けては通れないが、エグザイル系/サードウェーブ系は僕らの生身から地続きで存在している。
稀代のゲームクリエイターであるSEGAの名越稔洋さんのように、ゲームつくるために取材してたらいつの間にか風貌が変わってしまった例もある。

僕らはジャニーズ系にはなれない。
だからこそ、モテようと思ったらエグザイル系になるかサードウェーブ系になるか、そんな二択しか普通の男子には残されていないんじゃないだろうか。
ブルーボトルコーヒーにサードウェーブ系男子達を追い込んでいるのは他でもない、女子の集団無意識だと僕は思う。

「カフェ男子」「メガネ男子」「ニット男子」
こんな女子の願望を、男子が自分の哲学を殺さない程度に両立させた存在がサードウェーブ系男子なのではないだろうか。
筋肉鍛えたり踊ったり日焼けしたくない男子の駆け込み寺。
ほどよい自分持ってる感、アイデンティティの行き場のない叫びの発露、ああサードウェーブ!

でも女子はパンケーキ食べながらエグザイルも好きだったりするからもう手に負えないよね。どうすりゃいいんだよ。
二律背反!アウフヘーベン!


僕の身近にもいたサードウェーブ系男子
エグザイル系男子になるかサードウェーブ系男子になるか/苦渋のオルタナティブ
※あまりにピッタリな写真だったので勝手に使いました、山本、すまん。


※当然このニューバランスはJcrew別注のmade in USA モデルだよ!


※個人的にはパンケーキよりハンバーガーが好きな女子のほうが好きです。

PAGE TOP

Gakuto Akashi